ハッピー・マニアのあのセリフからカードゲームを考えてみた(後編)

 

 

どうもこんにちは、ザブです!

暑い夏がやってきました。

基本インドアな私ですが、部屋の冷房がポンコツなので家の中でも常夏を味わっています🌞

 

 

さて、忘れている人…いや知らない人ばっかりだと思いますが、

前回の私の記事で「自作のカードゲームを考えました!」だけ書いて終わっていたので、

今回はしっかりとそのゲームを紹介していきたいと思います。

 

 

前回の記事を読むのが面倒な人のためにさらっとおさらいしておくと、

漫画ハッピーマニアの『あたしはあたしのことスキな男なんてキライなのよっ』というセリフを見て、

恋愛においては「相手に愛情を注ぐ」ことよりも「自分が魅力的な人になる」ことの方が大事なんじゃないか、と思ったという話。

 

 

そこからピコーンを閃いて、

よし、これをテーマにしたカードゲームを作ろう!

と思ったわけです💡

どんな思考回路だよ、とか言わないでください。私もわかりません笑

早速ですが、ゲームの紹介をしていきます。

 

 

 

ゲーム内容紹介

 

【タイトル】高嶺の花札

正直タイトルは何でもよかったんですが、

石原さとみさんが主演の高嶺の花という恋愛ドラマがちょうど最近始まったので、それにあやかりました笑

 

 

以下遊び方の説明ですが少し長いので読み飛ばしたい人はこちら

【遊び方①】

・魅力カードと愛情カードを駆使して女の子カードをゲットしていき、女の子カードごとに設定された高嶺の花ポイントの合計点を競うゲーム。

※現実世界で言うと、おれあの子とあの子と付き合ったぜ!お前は?なゲームです。

 

 

【遊び方②】

・女の子カードをゲットするには、魅力カードと愛情カード1枚ずつのセットを女の子カードの前に置いていき、女の子カードごとに設定された必要魅力ポイントと必要愛情ポイントを満たす必要がある。

・女の子カードごとに、魅力を感じるポイントが違う(例えば「金持ち」という魅力カードがあった時、A子に置いた場合は評価が10上がるが、B子の場合は5しか上がらないなど)。

・必要愛情ポイントも女の子カードによって違う。

・どの女の子カードでもゲットするには魅力ポイントの合計>愛情ポイントの合計になっていなければならない。

・必要愛情ポイントが0の女の子カードはない。
※上2つが前回の記事で書いた理論の部分です。

・女の子カードごとに様々な特徴がある(例:ゲットするには「イケメン」という魅力カードが必須など)。

 

 

【遊び方③】

・プレイヤーが使えるカードは魅力カードと愛情カードの2種類と、その他に引いた時点で悪いことが起きる災いカードがある。

・魅力カードと愛情カードは、前述の必要魅力ポイントと必要愛情ポイントを満たすためのもの。カードの詳しい説明は以下。

 

<魅力カード>
「イケメン」、「コミュ力高い」、「ラーメン好き」など

魅力カードには、青、緑、黄色いずれかの属性の印がそのカードレベルの分だけ付いている。

それぞれの属性の特徴は以下。

青…ルックスに関する魅力

緑…趣味・内面に関する魅力

黄色…財力に関する魅力

女の子カードに設定された必要魅力ポイントは、「青:2倍→5pt」、「黄色:1倍→3pt」のように表現されている。「属性:計算時の倍率→必要魅力ポイント」。

つまり上の例では例えば、プレイヤーが青属性レベル3の魅力カードを1枚(レベル3×2倍×1枚で6pt)、黄属性レベル1の魅力カード3枚(レベル1×1倍×3枚で3pt)置けば、この女の子カードの必要魅力ポイントを満たしたことになる。

 

<愛情カード>
「マメに連絡」、「やさしさ」、「プレゼント」など

愛情カードにはレベルの分だけ赤印が付いている。

女の子カードの要求する必要愛情ポイントは「5pt」のように表現される。

単純に、提示した愛情カードのレベルの合計が必要愛情ポイント以上であれば、その女の子カードの必要愛情ポイントを満たしていることになる。

 

<災いカード>
何が起きるかはお楽しみ。

 

 

【遊び方④】

・女の子カードの山とそれ以外のカードの山を作る。女の子カードを3枚引いて場の中央に並べる。

・各プレイヤーはそれ以外のカードの山からカードを3枚引く。

・順番を決めてスタート。自分のターンがきたらそれ以外のカードの山から1枚引いて、女の子カードの前に魅力カードと愛情カードのセットを置いてターン終了。置かない場合はパスしてターン終了。

 

 

 

実際にプレイしてみた

 

今回はデモということで、女の子カードは3枚だけ用意しました。

※右上の数字が高嶺の花ポイントです。

 

1人目、ドドリ子

必要魅力と必要愛情は低めだが、食いしん坊なので食べ物に関する魅力カードが必要となるのがネック。ぽっちゃり系。

 

 

2人目、リクム子

必要魅力と必要愛情は中くらい。根っからの動物嫌いなので、動物に関する魅力カードを置くことができない。兵藤ゆき。

 

 

3人目、フリ美

必要魅力と必要愛情は3人中最高クラス。しかも理想が高いのでレベル2以上の魅力カードが2枚以上必要というなかなかの高嶺の花。

 

デモなので手持ちカードは公開した状態でのプレイします。

また、プレイヤーは私が2役やります。まずは3枚ずつ山から引きました。

 

 

プレイヤー1(左)の手持ちカード。

青属性レベル1の魅力カードが2枚、緑属性レベル1の魅力カードが1枚ですね。

 

プレイヤー2(右)の手持ちカード。

運良く青属性レベル2の魅力カードをゲット。これはプレイヤー2が優勢か?

 

 

しかし、両者とも愛情カード(赤印)を持っていないので、女の子カードにアプローチすることができない!

 

 

っと、次のターンでプレイヤー2が愛情カード「好きです」をゲット!

さっそくリクム子にアプローチだ!

いきなり高身長の男から告白されたリクム子。

 

 

そしてまたまた次のターンでプレイヤー2が愛情カード「あいさつ」をゲット!
※プレイヤー1は愛情カードをゲットできずにいます。。

 

 

さっそくドドリ子にアプローチだ!

クレジットカードを持っている男にあいさつされたドドリ子。

 

 

滑り出し好調なプレイヤー2。しかし、その後プレイヤー1も愛情カードをゲットするようになり戦局はこんな状況に。

※女の子カードに向かって左側に置いてあるのがプレイヤー1のカード。右がプレイヤー2のカードです。

ちょっと見づらいですが、プレイヤー1が緑属性の魅力カードをリクム子に置けば、リクム子ゲットです。

 

 

さて、そんな大事な局面ですが、プレイヤー2のターン。

忘れてたよ災いカード

 

ドドリ子に置いていた魅力カードが、

消えました。

 

 

そんな中、ついにプレイヤー1が動いた!魅力カードレベル3の「天才」をゲット!

 

そしてそのままリクム子にアタック!

天才に微笑まれたリクム子。

 

 

プレイヤー1が女の子カード「リクム子」をゲット!!

ゲット時のカードはこんな感じ。

 

天才でありスポーツマンであるプレイヤー1は細マッチョ歯磨きを欠かさない。

そんなプレイヤー1からのプレゼント攻撃と、重い荷物を持ってくれる優しさ、そしてその笑顔に惹かれ、

リクム子は恋に落ちたのだった。。

 

 

プレイヤー1:高嶺の花ポイント3ゲット!

 

 

まずいぞプレイヤー2!このままだとプレイヤー1に負けてしまう。

勝つにはドドリ子(高嶺の花ポイント2)なんか無視してフリ美(高嶺の花ポイント4)に全力アプローチだ!

 

しかしちゃっかりフリ美にもアプローチしていたプレイヤー1。

 

 

 

その後は一進一退の攻防を繰り広げるも…

災いカードによって

プレイヤー1のプレゼント攻撃がなかったことになったり、

 

 

災いカードによって

プレイヤー2がフリ美に注いでいた愛情が全部ドドリ子に移ったり、

 

 

災いカードによって

高級車2台が吹き飛んだりしました。。

 

 

そしてついに…

カードの山がなくなりました!!!

 

 

捨てられたカードをシャッフルして続けることもできますが、

デモなので今回はここまで!ということで、

 

プレイヤー1の勝利ですー!!

付き合った人:リクム子

満足気なリクム子「うちの彼氏チョー最高!」

 

というわけで、超長くなってしまいましたが、

自作カードゲーム「高嶺の花札」の紹介でした!

 

 

 

エピローグ

 

 

実は一番愛情を注がれたのはドドリ子であった。

プレイヤー1からは3ポイント、プレイヤー2からは4ポイント。モテモテである。

が、魅力カードが1枚しか置かれていない。。

 

 

「ラーメン好き」という魅力?を持った男性からベタぼめされ、優しくされ

特に何も魅力がない男からあいさつされ、プレゼントされ

しかしそれでもドドリ子がどちらかに振り向くことはなかった。。

 

 

あたしはあたしのことスキな男なんてキライなのよっ

 

 

男性のみなさん、女性にアプローチする前に、まずは魅力的な人になりましょう。

ということで今回は終わります。

それではまた!